昨年の1月1日にNew Year’s Resolution 2024を立てたように、今年もNew Year’s Resolution 2025を考えてみよう。
今年の大きな目標は「変革」だ。それは単なる「変化」とは異なる。
「変革」とは、過去の自分の成功体験を思い切って捨て、新しい価値を創り上げるという覚悟だ。これまでの16年間、日本に帰国してから続けてきたことには、それなりの成果があったと思う。立ち上げたプロジェクトや活動の多くが10年以上続き、評価も受けてきた。それらは誇るべきものだし、感謝すべき時間でもある。
しかし、時の流れとともに、自分の内側で静かに、しかし確実に変化が芽生えているのを感じてきた。
一年前に立てた10の目標――それを読み返してみると、今の自分には物足りないように思えてくる。ダイエット、インプット、研究、健康管理、精神の安定。それらは確かに必要なことだが、今では日常の延長に過ぎないように感じる。これらの「小さな変化」だけでは、自分が望む「変革」には届かない。
だからこそ、目指すのは、未知なる自分。成功も失敗もすべて受け入れた上で、次の一歩を踏み出すことだ。「変革」という名のもと、新たな自分を見つける旅が始まる。
見事な初日の出が顔をのぞかせた元日の朝。黄金の光が静かに広がる瞬間、胸に湧き上がるのは確かな希望。新たな一年が、この光のように輝きに満ちると信じた。
